苦雪のブログ

本やゲーム・映画についての感想を備忘録代わりに時折書きます。基本敬称略。

デュエリストカップ終了(5541位)、そして制限改定:遊戯王マスターデュエル

 

 デュエリストカップ2ndが終わったので、その辺りと制限改定について追記(8/28)

 

 

 初めてのランキング形式のイベント。順位は、5541位 まぁこれくらいの順位ならいいかな……。

 

 

 報酬は、 上の画像の通り。銅アイコンは、あまり貴重感がない。1万位以内というのは、全体で見れば上の方なのかもしれないが、何分今現在のマスターデュエルは当初よりユーザー数も減っているので…。銀アイコン以上なら、「おぉっ…」となるのだろうが。

 ちなみに、ポイントはこれくらい。

 

 2nd開始して初日に11連勝してあっさり1万5000ポイント近く稼げたので、それからデイリーついでに多少回して、結局4000~5000位代から動かず終了(初日は1000位くらいにいた)。今後もこのくらいのポイントならこの順位、という指標にはなるか。

 

 デッキは、いつもの@イグニスター。8月のランクマと構成は同じ。

 

bitter-snowfall.hatenablog.com

 

 とりあえず環境自体も、13日に書いた通り「いつもの」といった感じだった。イベントや仕様についても基本的には同じ。制限時間とかの仕様は、まぁまぁ良かったと思う。

 

 反面、2ndのポイントの仕様には、やや気になるところも。このイベントでは、1勝するとだいたい1000ポイント前後入るのだが、勝利数を増やしていくと敗北時のポイント>勝利時のポイントとなっていき、それのみでランキングが決まる仕様となっている。10数勝した辺りから、敗北時には1000ポイント以上引かれるが、勝利時には900ポイントくらいしか入らないようになっている。勝ち続ければ上のランキングに行く仕様ではあるのだが、純粋な勝率というよりはいかに連敗せずに勝ちを拾えるかというところで順位が決まっている。

 何度も述べているように、このゲームはシングル戦かつコイントスやデッキ間の相性、初手に左右される。それにも拘わらず、上の仕様なのはやや厳しいのでは?と思った。私はたまたま初日11連勝の貯金があったが、人によっては1万位以内すら難しいという可能性はある。

 

 しかも、実際のランキングは下に行けば行くほどかなり団子状態。4桁順位は、ほんの数百ポイントで大きく数字が変わるのに、1000位以内からは1万ポイント以上差をつけないと行けないというのは、ちょっと極端な気も。このあたりは、今後どうなるのだろう。

5000位と10000位の差は2000ポイントもない


制限改定

 とりあえず新制限改定が8/31からというのは安心。以前のように、月初旬には前環境のままというのは良くなかった。

 

 そして肝心の内容だが、1月遅いこと(つまり8月頭からこの制限改定を施行してほしかったこと)と、天威勇者関連に無規制なことを除けば、まぁ良い内容なのではないだろうか。

 

 特に、禁止リストにあるV.F.D、王宮の勅命、虚無空間、ゴシップ・シャドー。この辺りは、マスターデュエルリリース当初から問題視されていたカードで、ようやくお縄にという感じ。しかし、だからこそこの辺りのカードはもっと早く手を入れてほしかった(特に、ゴシップ・シャドーについては幻影騎士団が今は勇者型に移行していることが多いので……)。

 しかし、ディバィンガイの禁止、そしてフュージョン・デスティニーの制限化これらは文句なし。デスフェニギミックを搭載できるか否かで格差ができていたのが5月以降の環境であったのだから、実質2ドローを可能にするディバィンガイを規制し、デスフェニギミックを投入することにリスクを増やす良改定。だが、なおのこそこれを8月頭から導入しておいてくれと思わざるをえない。

 

 

 次に、抹殺の指名者……残当

 先攻優位を少しは是正することになるのだろう……か? @イグニスター的には、抹殺の分2枠を空けられるorデッキ枚数を減らせるのがメリットだった一方、原始生命態ニビル、増殖するGを始めとした各種手札誘発を躱せるカードが明らかに減ったことの方が遥かに辛い。来月からは、先攻を取れても誘発1枚で沈黙する可能性も上がるだろう。

 他は、プランキッズ・ミュー。これもまぁプランキッズ勇者が暴れていたからだろう。幻影勇者に手が入ってないのは、デスフェニギミックとゴシップシャドーの方で大幅な弱体化を食らっているからということか。金満で謙虚な壺は、明らかにエルドリッチとふわんだりぃずの規制だろう。特に、ふわんには相当効くはず。

 ただ、エルドにはどこまで効くのかは未知数。エルドは強欲で金満な壺を投入する型もあるし、スキルドレイン準制限を食らってもいるが、センサー万別やサモンリミッターなどもあのタイプのデッキには入っている。かつてコンキスタドールを規制されて、永続罠型に移行したように、永続罠一枚程度の規制ではまだまだ強いのではないか。私個人としては、スキドレが制限だったらともかく、準制限ならばサモンリミッター辺りにも準制限をかけるべきだったのでは?と思う。

 後は、緩和組。天キを緩和されて、また鉄獣や十二獣が盛り返すのだろうか。オルターガイストやサラマングレイトはVrainsテーマだが、私は組んでいないので分からない(紙の環境でどちらも暴れた時期があったのは知っている)。もしかしたら、ランクマで以前よりもよく出会うようになるかもしれない。

 

 さて、ここからはある意味本題。

 現在、勇者ギミックがピックアップされているパックが販売中ということから、この辺りにに規制をかけるのは商業的理由から無理だったのは理解できる。現にふわんだりぃずにはドローソースと虚無空間の方に手を入れている。なら何故、天威勇者を構成する、天威ギミックやローズドラゴンギミック、相剣ギミックのどれかに手を入れないのか

 今回の改定内容は、デュエリストカップ以前から決まっていたものだろう。しかし、結局デュエリストカップでも多数は天威勇者だった。もちろん人が多いことは、勝率の高さをも意味しない。しかし、これは間違いなく来月からは天威勇者ばかりになりそうなのだが……。

 

 

8/13 1st レベル20達成時の内容

 タイトルの通り。

 相変わらずコイントスと初手の偏りに悩まされるゲーム

 

 

 スタートは、7月ダイヤ1だったのでレベル10。

 かかった試合数は特に計測していないが、まぁプラチナ5からダイヤ1まで行くよりは少なかったと思う。レベル19から20に上がるまでを除けば、基本的にダイヤ帯よりも要求連勝数は緩いので。

 しかし、結局のところランクマとやることは変わらないイベントというのは余り面白みを感じない。見る顔ぶれも、雑に妨害飛ばしてくる勇者系か、永続罠ガン伏せして相手の上振れが無い限り勝つ系統か、という「いつもの」としか言いようのないものだった。

 

 強いて言えば、制限時間300秒というのはランクマよりマシな点。このイベントでも常に回線点滅させながら、こっちのターンにいちいち優先権で何十秒も遅延してくるのはそこそこいた。

 

 

 画像もそうなのだが、常に回線点滅させているようなプレイヤーが少なからずいる。そういうのに当たると、こっちはムダに時間を使わされるし、相手の遅延・長考が通常以上のストレス。おまけにそういう相手は、回線の悪さやプレイ時間がかかることを結果的に逆手にとるような形で相手プレイヤーを不利にさせる(相手のサレ待ち、萎え待ち)のも問題だ。こういうのはゲームの中で規制すべき。

 画像の試合では、デスフェニ効果をイグニスターAiランドに切ってから、こっちのターンに残った伏せを使うかどうかを1手ごとに長考された。手札にガッチリがあるため既に勝ちは決まっていたのと、挙動からどうせ無限泡影だろうと踏んでプレイして、「速く撃て」としか思わなかった。最終的には、この後ウィンドペガサスを出してブルルの墓地効果で蘇生したドヨンの起動効果に撃ってくるというプレミを相手がしてきたので、労せず勝利。

 確かに時間がたくさんある方がミスが少なくなるだろうが、限られた時間で最適解を選べるプレイヤーが最も優れていると私は思う。自分ターンの展開もノロイ、相手ターンでも長考して遅延するといった時間をムダにするプレイヤーのどこが上手いのか。

 現にこのイベントでは、遅いタイプのプレイヤーが勝手に自滅していく光景も何度か見た。300秒+ターンごとに60秒回復というのは、そういうプレイヤーを淘汰する上で最適だと思う*1

 もちろんそれに不満を抱くことは否定しない。しかし、「より強いプレイヤー」を選別するという趣旨のイベントであるのも確か。そうであるなら、自分の使うデッキの最低限の展開ルートは覚えているべきだし、よく見るデッキの最終盤面や展開についても最低限想定した上で、自分の初手5枚(+1枚)でどう動けるのかは考えるべきではないか。まさか先攻側が動いている間、画面も見ていない・自分の手札も見ていないというわけはなかろう。言葉は悪いが、「時間が足りない」のなら何か見直すべき点があるのではにだろうか。むしろ、少々時間に追われるくらいが健全と私は思う。

 

 2ndは走るか分からないが、今後この手のランキング系イベント・(上位層)ランクマでは制限時間や相手の遅延について厳しく望んで欲しい。

*1:本音を言えば、後攻側は今のままでも先攻側はもっと短くてもいいと思う