この記事はAPEXのシーズン10の環境の変化を記録する記事だ。リアルタイムで変わる環境や仕様について、その時々に1人のプレイヤー(1回だけ両スプリットでダイヤ帯到達したくらいの人)が何を感じていたのか、を後から誰かが読んで「当時はこんなことがあったのだなぁ」くらいに思ってくれれば、との思い出執筆している。多分これ限りだろうが、こういうのを記録する意味もあるかもしれない。
シーズン中にパッチ等での修正やイベント来次第、適宜追記していく。注意点として。
①各節の内容は、あくまでその期間中のデータを踏まえた話をしているため、当然最新のパッチとは相違が出てくる。
②PS4版ユーザーなのでとりあげる話題は専らCS版で関わるもの。PC版の修正やXbox版等で修正されないまま存在している細かいバグ等についても言及しないことがある。
2021/8/9 記録開始
2021/8/11 シーズン10最初のパッチ
2021/8/14 戦績関連でヤバいバグ登場。
2021/8/24 シアの弱体化パッチ
2021/9/15 コレクションイベント&パッチ&戦績バグ(再び)。
2021/9/30 Apex クロニクルイベント
2021/10/13 ハロウィンイベント
2021/10/20 シーズン11情報公開開始
2021/10/27 シャドウロワイヤル開始
- ごく簡単にシーズン10について知りたい人向け
- はじめに
- シーズン開幕時(2021/8/4~8/11)
- シーズン開始から1週間後(2021/8/11~)
- 戦績が保存されないバグ(2021/8/11?~)
- シア弱体化パッチ&戦績バグ修正(2021/8/24~)
- コレクションイベント&パッチ(2021/9/15~):戦績バグ再び
- Apex クロニクルイベント開始(2021/9/30~)
- ハロウィンイベント開始(2021/10/13~)
- シーズン11の情報公開(2021/10/20~)
- シャドウロワイヤル開始(2021/10/27~)
- まとめもかねて
ごく簡単にシーズン10について知りたい人向け
私の個人的意見であるが、
個人的には最初の1月の「シアの性能ヤバすぎ」な時期と、シーズン全体を通しての「Lスター強すぎ!」を除けば、バランスはまぁ許容範囲でした(新武器のランページも一度も調整なかったし)
しかし全部戦績バグ筆頭にありとあらゆるバグで酷いシーズンという印象が拭えないのである
以上。
以下、本文開始。
はじめに
APEXに関しては、毎シーズンの終わりに所感めいたものを記してきたが、今回は試験的にシーズン初めから徐々に追記していく形で記すことにした*1。シーズン9でのボセックよろしく、シーズン10の新レジェンドのシアが色々言われていて、この記事を書いている時点で開発側もナーフを検討しているとの報に接した。パッチ等で環境が変わる中、少しでもその内容を記録しておくことで、後々誰かがこれを読んで「この当時はこんな感じだったのか」と思ってくれれば、と思い記録することとした。なお私はあくまでも一般プレイヤーである。そこまで上手くはない。昔ランクマッチを頑張ってダイヤ4に登ったことがあるくらい。
とりあえず本題に入る前に言っておきたいことが。今シーズン(シーズン10)、シーズン5以来続いていたクエストストーリーやコミック的なものがないのが残念すぎる。折角ブラッドハウンドにスポットが当たりそうなシーズンだったのに。個人的にシーズン5でのクエスト以来、APEXを続けているのはストーリー・キャラ設定に惹かれているからというのが大きいのだが。
シーズン開幕時(2021/8/4~8/11)
シーズン9の振り返り記事の最後の最後でシーズン10の予想のようなものをしていた。
bitter-snowfall.hatenablog.com
実際のシーズン10を見ると、確かにシアが暴れて、ランページ・プラウラー・Lスターが強いと言われているものの、シーズン9開幕のボセックの「クソゲー」感とはまた異なる印象を受けた。前シーズンの当時がボセック一強なら、今は大怪獣バトルな感。
まず新キャラのシア。強い能力をこれでもかと盛った壊れであるとは思う。
シアの強さは、①ADS時最大200m(基本は75m)の範囲にいる敵のおおまかな位置と方向を探知できるパッシブ、②当てると敵10ダメージ&フラッシュバン的な効果を与えると共に、命中すると1.2秒ほどアビリティ・回復・蘇生を妨害し、更に命中した敵を8秒間(加えてアーマーと体力の数値も)可視化する戦術アビリティ、③30秒間範囲内で素早く動く(走っている)か武器を撃っている敵を可視化するアルティメット(範囲は大体30mほどでリチャージは90秒)。
どれもこれも強力な能力だと思う。現在色々言われているのは、②の戦術アビリティだろう。縦に長い前方貫通型のアビリティであるものの、当てられればアビリティ・回復・蘇生は妨害され、視界も効かなくなるし、何なら蘇生されて回復してる敵を再びノックダウンできる。さすがにこれは強すぎる。スキャン効果(索敵キャラ)として見れば、ブラハ・クリプトに劣るものの、ぶっちゃけ戦闘時のこととウルトの性能を考えればシアは十分以上に強い。ブラハはまだ選択肢になり得るが、クリプトが本当にかわいそう。
8月9日現在、開発側の声明によると命中時のフラッシュバン効果を消すことを検討しているらしい。コレ自体はいいのだが、10ダメージ効果も今すぐ消したほうがいい。ブラハのスキャンとは違い縦に強いスキャンと体力可視化だけでも強力なのだ。そこにアビリティ・回復・蘇生行為妨害どころか、更に10ダメージはさすがにやりすぎ。アビリティ・回復・蘇生妨害は残してもいいとは思うが、ただしバランスを鑑みて他のキャラをバフするという前提に限る。そうでなければ、せめて回復・蘇生妨害も消すべきだろう。
他には、③ウルトの回転率、①パッシブ効果も議論になり得るだろう。個人的に③のウルトの回転率は再検討すべきと思う。①のパッシブ効果はいじらなくていいと思う。確かにハイドしている敵を簡単に見つけられるため、バトロワゲームとしてのバランスを崩しているという意見は否定し難い。しかし、ゲームに慣れたプレイヤーならば敵のおおまかな位置と方向を察知でき、ピン等でそれを味方に伝えられるというのは(それ自体パーティに有利に働くとはいえ)非パーティプレイヤーには嬉しいところ。
とはいえ、バトロワゲームとしてのバランスを考えるとパッシブに何かしら調整が要るとは思う。いくつか考えられるのは、さすがに最大200mはやりすぎなので(1)範囲を狭める、心音を聴いているという設定を活かして(2)パスやレヴのような機械のキャラは探知できないとか、アンチ索敵キャラや能力を実装するのはどうあろう。例えば、(キャラ設定的に)クリプトをアンチ索敵・リコンキャラに調整してスキャン妨害をできるようにする、とか。
他には、ブラハのスキャン・クリプトのドローンのように、シアのパッシブが発動したときは、「スキャンor探知されている」旨の通知がされるように仕様を変更し、アビリティ発動待機状態を利用して走ったままパッシブを発動できるテクニックを今すぐ削除すべきだと思う。
以上のようにシアが壊れの域なのはその通りだが、いくつかの盛りすぎな要素をオミットし、他キャラへのバフや調整を施せば、このキャラ一強にはならないと思うが、どうだろう。
シア対策として、ブラハ・クリプトには分かるが、シアには分からない類の設置物が挙げられる。具体的には、コースティックのガス、ワットソンのフェンス、ランパートのバリケード。この辺りの防衛キャラをバフするのも一案だろう。特にコースティックがシーズン10で強化されたのは、良調整。シアを念頭に置いていたのかは分からないが、ワットソンやランパートも強化するなり(理想を言えば他のキャラの調整も)、アンチ索敵キャラを用意すればシアを見据えたバランス調整にもなるのではないだろうか。
ここまでシアの話をした。次に武器について。
まずランページは使ってみて強いと感じた。しかし、ランページの強さはLMGとしてではなく、マークスマンライフルのような武器としての強さだろう。高レートのマークスマンとしてG7やリピーターを食いかねない面はある。ただ、マークスマン武器はトリプルテイクやシャッターキャップ時のリピーターなど一部を除いて、SMGやSGを相手にする近距離では弱い。ランページもその傾向がある。フルオート武器であるため、単発武器よりはマシなものの、やはりインファイトは辛い。そこにテルミットグレネード使用時の高レート化があるのだが、近距離時にそれを使う暇があるかといった面もある。
ただ、それでもランページはやや強すぎると私も思う。特にテルミット使用時の強化形態の是非、下記のプラウラーを持てばランページの弱点を解消できることと併せて、全体がヘビーアモ武器に偏った環境なのは検討すべきと思う(弾の問題については、意識的にG7等を持つことで対策ができるものの、一番の問題はプラウラーとランページの存在もあり、ドロップアイテムにフラットラインが湧きにくくなっていること、ヘムロックが放置されたままであること、である)。
次にプラウラーとLスター。この2つは、思った以上に強い。ただ、この2つのヤバさは単純な火力とか使いやすさではなく、アリーナでの強さがあると思う。
極論バトロワは武器があっても弾やアタッチメントがないせいで強さを発揮できないということがある。しかしアリーナではその心配が解消される。
シーズン10初めに10戦ほどアリーナをやってみた感じでは、やはりプラウラーとLスターを持っている人が多い。特にプラウラーはバースト武器であることを差し引いても、強い。バースト武器は距離が遠いと、リコイルができないと当てにくいという欠点はあるが、ぶっちゃけ交戦距離が近めなアリーナではそんな心配をするよりも火力とかを第一に考えた方がいい。おまけにプラウラーは現状R-99やボルトよりも安いため、後半になればなるほどデメリットが気にならなくなるし、何なら開幕から持っていてもいい。初期購入費用が450なため、ラウンド1で更に材料が100余る。R-99は500でボルトは550なのに。
ただプラウラーは強いものの、リコイルが苦手な人とかはいるだろう。近距離で単発武器やバースト武器を使っていると、フルオートに比べて、横移動をする相手にエイムを併せにくい、外しやすいこともあると思う。特に、単発武器やバースト武器は連打とゲーム内同期の関係かボタン押してるのに撃てない現象(以前からP2020やヘムロックでもあるのだが、これは何なんだ?)があり、不安な面も。
そんな人におすすめなのがLスター。フルオート武器に加え、火力はあるし、以前よりも視界妨害が押さえられたし、何よりもまず強化すればバレる・マガジン・ストックがついてもっと強くなるというのが、強い。これが初期購入費用550。シーズン10で若干近距離性能が下げられたが、ぶっちゃけそんなの気にならないレベルで相変わらず強い。私はアリーナでは専らフラットラインを使っているが、この性能のままであればフラットラインではなく、Lスターを使い続けるかもしれない。それくらい強い。
開発側はアリーナを視野に入れての調整をすることを明言していくが、プラウラー・Lスターは現状アリーナで2強になっていると思うので、今後の調整を注視したい。逆にアリーナでは購入費用や交戦距離の関係から、ランページを持つ必要性が薄くなる一方、バトロワでは逆に持ち得な面も出てくると思うので、その辺りは難しいとも思う。
ところでやっぱり、シアの盛られまくった性能を見ると、運営・開発がテストプレイ等による調整を放棄しているか、話題を攫う前提で意図的に壊れ要素をシーズン冒頭に用意している可能性を否定できなくなる。シーズン4のレヴナント、シーズン5のローバ、シーズン6のランパートのように実装されたシーズンでは、使われるだけで周りから嫌がられるような弱キャラとして登場するのも、シーズン7のようにホライゾンのように長期間(2シーズンつまり約半年)に渡って暴れるような強キャラとして登場するのも、プレイヤー側からすれば煙たがられる。ワガママな要求かもしれないが、シーズン9でのヴァルキリーが事前の情報に比べると絶妙なまでの良調整だったことを思うと、もう少し頑張ってほしいと思うのもまた確か。
シーズン開始から1週間後(2021/8/11~)
シーズン開始から1週間、早速パッチが適応。しかしながら、修正が入ったのはプラウラーとLスターのみ。シアとランページには一切手が入っていない。
プラウラーはダメージが15から14へと減少。LスターはADS時の移動速度が低下。そしていずれの武器も、アリーナでの購入価格が値上がり。
やはりアリーナでの暴れっぷりを念頭に置いていたのか、即座の修正が来た。プラウラーのダメージ低下はたしかに大きな修正で、キルタイムに影響はあるが、これは白アーマー・赤アーマー相手にはキルタイムが長くなる反面、青・紫・金アーマーに対しては然程影響はない修正だと思う。プラウラーの脅威は近距離でのDPSと精度だから、多少落ち着くくらいの効果しかないのではないか。
Lスターも確かにADS時の移動速度低下は使ってみて、明らかに遅くなったと感じた(元々LスターはADS時の移動速度がLMGにしては早めだったため、むしろLMG本来の速度になったと言うべきか?)のだが、根本的な火力の高さ等は一切手を付けられていない。シーズン10時に近距離での精度が下げられたとは言え、中・遠距離ではADS、近距離では腰撃ちという使い分けは変わらず、今回の修正はそこにはさして影響はなさそう。ADSする距離ですぐ遮蔽に隠れるのが難しくなるかもしれないが、スコープを覗いて撃って解除してまた隠れるといった方法を使うプレイヤーは少なくないし、これも影響は少なそう。
自分は以前からアリーナではフラットラインばかり使っていたが、シーズン10ではLスターを優先するようになった。フラットラインと比較してもなお、強化優先度が低く、その分の費用を序盤からグレネードやアビリティに回せるからだ。もちろん強化してもLスターは強い。
繰り返しになるが、今回の修正は明らかにアリーナでの暴れっぷりを踏まえた修正だろう。しかし、根本的に使い物にならなくなるような弱体化ではなく、様子見的な面が強い弱体化だと思う。何よりシアとランページに関しては未だ何も手がつけられてない(8月11日現在、シアには翌週以降、修正が来るようだが)。アリーナではわざわざランページを買うより、他のASRやSMG、LMGを買う人も少なくないだろうから、専らバトロワでの使われ方で修正が決まるのだろう。だからすぐにランページの修正が来ないのは理解できる。しかし、シアは本当に考えて修正しないとマズいキャラ。不安である。
ところでまたアリーナフラッシュイベントが開始された。何もイベントがないよりはマシとはいえ正直あまり面白みがない。以前のようにシーズンの前半・後半で大規模なイベントというのが開発的にも難しいのかもしれないが、それにしても微妙である。
フラッシュイベントは無いよりはマシだが、それにしても微妙なイベント。まず報酬のクラフトメタル・APEXパックはありがたい反面、ほとんどはバトルパスのスターなのが渋く見える。バトルパスはチャレンジやトレジャーパックの報酬にも入っているため割とサクサク進むため水増し感も否めない。
運営がアリーナをプレイさせたいのは分かるが、アリーナというゲームモード自体が(パーティを組まない限り)バトロワ以上に腕前・人間性という面での味方ガチャになっている。マッチングもひどいときがあるし、人間性ブロンズ未満のプレイヤーに出会うと本当に嫌な気分になるのに、PS4版は迷惑行為が通報できない。フラッシュイベントをやるにしてももう少しモチベーションが来るような感じだと嬉しいのだが。
戦績が保存されないバグ(2021/8/11?~)
とんでもないバグが来やがった。
8月14日。何試合かやった後、シーズン9で1位を取った試合以来使っていなかったヒューズを使用して、その試合でチャンピオンがとれた。めでたく破竹バッジをとった。次の試合に行こうとしたら、マップが変わったので出撃ボタンを押しても「パーティメンバーをプリロード中」との表示のまま出撃できなくなった(関係ないけどこのバグ昔からずっとあるし、再インストールしても直らない)。
やむなく再ログインした所、とったはずの破竹バッジがない。トラッカーからもバッジ一覧からも消えていた。本気で「???」となって調べた所、現在CS版では戦績が反映されないバグが生じているらしい。
厳密には8/11日のアップデートからSwitch版で起こっていたのが数日遅れでPS版でも生じているとのこと。今の所CSだけで起きているそうだが、人によってはランクポイントやハンマーバッジが消えたとのこと。どうも調べた所、
①1位をとらない限り戦績にキルやダメージ・試合数や勝利数がカウントされない。
②仮に勝利したり、1位をとった試合でバッジ等をとっていたとしても再ログインをするとそれが消える。
破竹バッジをとったリザルト画面、なぜか連勝バッジが貰えたので「?」と思ったのだが……(ヒューズを使う前負けてるので、各レジェンドとは別の総合戦績での連勝は当然0に戻っているはずなのに)、そういうこと理由のようだ。諸々の情報を総合するに、8/11のアプデがなにか悪さをしたのだろう。
これを書いている現在、公式からの発表等はない。マジでこのバグはヤバい。ロールバックなのか補填なのか不明だが、対応一つで炎上するだろう。私は今すぐ、ゲームを閉じてメンテナンスすべきレベルだと思うし、それができなくても何かしら公式からコメントを出すべき問題だろう。おそらく多くのユーザーからバグ報告や対応を求める要望が入っているはずなのに、何も言わないというのは不誠実が過ぎるだろう。
このまま何も修正がなされないし、黙りを続けるならゲームそれ自体をやめることも考えている。それくらいモチベを奪われる。
とりあえずヒューズの破竹バッジ返して……。
シア弱体化パッチ&戦績バグ修正(2021/8/24~)
ようやくシアの弱体化がされた。
Good morning! We just shipped a @playapex update that fixes a few bugs and introduces balance changes to Seer.
— Respawn (@Respawn) 2021年8月23日
See full details below: pic.twitter.com/9npkovEo5P
ざっと見た限り、パッシブの心音探知の範囲と距離が狭くなり、戦術アビリティはフラッシュ効果・ダメージが削除、構えている間走れなくなるように、そしてウルトはクールタイムが(90秒→)120秒へ。
全体的に妥当な調整なのではないだろうか。これで壊れキャラから適切に活かせば強いキャラくらいになっていけばいいと思う(むろん今後の環境次第だが)。
Just published another small update:
— Respawn (@Respawn) 2021年8月24日
* Temporarily disabling Prowler in Arenas due to crashing issues
* Resolved a bug that was preventing some stats from being properly tracked. Missing stats aren't recoverable, but should track correctly going forward. Sorry about that one!
先日来の戦績バグについても修正された模様。開発からの謝罪もなされている。
ただこちらについては、8/17~19日辺りから、当該バグの被害にあった人の中から戦績が再びカウントされるようになった人も現れ始めたようだ。20日には海外掲示板のRedditで開発者が同バグを認知し、情報収集と修正を試みているとの報にも接した。この辺りのことについては、原因等も含め正直良くわからない。
私の方はというと、バグに遭って以来、APEXをプレイしていなかったのだが19日頃プレイしてみた。すると、どうやら私のアカウントでも再び戦績がカウントされるようになったので、ヒューズでプレイし直して、もう一度チャンピオンをとって破竹バッジを取り直した。再ログインしてもバッジと戦績はカウントされたままであった。ただ全ての人が直ったわけでもない様子だし、バグに遭っていた期間の戦績・獲得したはずのバッジやランクポイントは当然戻ってこない。
被害にあったとき、さすがにこれはヤバいと思いダメ元で運営に事情と対応について要望のメールを送った。別に返信とか対応を求めていたわけではないが、さすがに規模と内容がやばすぎるバグであったので自分も報告した方がいいと思ったのだ。もちろん同じようなことをした人は大勢いたと思う。だが結果はこの通り。別にそれでも構わないのだが、それは自分を無理やり納得させたという意味でだ。
何ならカウントされない試合数・勝利数・キル・デス・ダメージがある時点で、シーズン10の戦績は当てにならない・参考にならなくなる。おまけに導入されたばかりの連勝バッジ(最大5連勝)もバグで取得できていた始末では、バッジの価値も薄れる。ゲームをプレイするモチベーションが大いに奪われるのは明白。
今回のバグは、それほど深刻なものであったにも拘わらず、開発側が即座に何らかのコメントや対応方針を表明しなかったのは責められるべきであったと思う。百歩譲って、戦績がカウントされなくなっていた期間に獲得したバッジ等への補填がないのは仕方ないとしても、その旨なり今後の対応なりを修正完了まで公式から何も言わず、放置していたのは問題だろう。
多くのユーザーの本音としては、なくなったバッジやランクポイント返せ、だろう。私は破竹バッジだったので、自力で取り返せたが、それでも2度手間だった。ハンマーやランクポイントは比べるまでもない。
結局、消えたバッジやポイントは仕方ないと割り切るしか無い。だが、その割り切るまでの過程が問題なのだ。
繰り返しになるが、別に失われた戦績・バッジ・ランクポイントについては我慢できるとしても、ユーザーに対してもっと早い段階で「こういう問題が○○という原因で起きてます/理由はわかりません、しかし我々開発側は即座の修正を試みています」というメッセージを出していれば印象は変わっていたはず。それも即座にゲーム内で。よしんば、公式Twitterでなにかコメントするにせよ、もっと早くコメントすべきであった。この件に遭遇して、私はものすごく萎えたし修正予定や対応について、公式から何も言われない期間が続いたことには、もっと萎えた。
シーズン10 1ヶ月目の戦績
先々記している戦績バグのせいで全くアテにならないがシーズンが始まって一月目段階での戦績も貼っておこう。
まずバトロワの方。こちらは8月31日現在のもの。より正確に言えば、私の環境で戦績バグが直った8月19日を最後にバトロワはプレイしていない(そしてバトロワの方でイベントが来ない限りプレイするつもりもない)。
試合数は75試合中、9勝。キルレートは1.5ほど。だが戦績バグ中の試合数・勝利数・キルデスは一切ここには反映されていない。試合数と勝利数は、それぞれおそらく20試合・2勝ほどカウントできるはずだが、消えた部分も含めた正確なキルデスは全く不明。
次にアリーナ。故あって、二回目のフラッシュイベントが始まった8月25日頃のものを最初に貼る。
このときは29ゲーム中22勝。勝率は75%。かなりの好成績だが、戦績バグもあったため、実際はここに更に10試合+5勝くらいだと思う(正直それも記憶に頼っているため当てにできない)。
そして2回目のフラッシュイベントの報酬をほぼ取り終わったくらいの段階が、下の画像。
44試合中29勝、勝率65%。一気に戦績が落ちた。これについては正直不満がある。勝てない自分にも不満はあったが、一番はやはりマッチングだ。
先に張った画像の時点で実は8連勝していた。前シーズンの最高連勝は9なので、もしかしたら10連勝行けるのではないか、と思ったのだが。
その次の試合がそれはもう酷かった。なにせ相手のチームで一番弱くて自分レベル、一番強くて2000キル&ダブハン(かつ代行とかではなさそう)。おまけに相手は最低2pt。
一方こちらは一番強いのが(多分)自分で、味方二人のトラッカーは1勝とか2000ハンマーとか。この時点で正直イヤでたまらなかったが、もしかしたら味方が普段は使わないサブキャラで来ていると信じて、戦うことにした。
そしたら、二人は最初から最後まで砂オンリー。いやステージはパーティ・クラッシャーだし、砂を持つことが悪いわけではない。ちゃんとダウンをとったり相手とのダメージレースに負けないならば。
結論から言えば、この二人顔出しは甘いし、安置が見えないのか安置外をお散歩。回収した回復アイテムはこちらに分けるどころか一度もピン刺さず……正直アリーナで砂使うなら徹底して安置ムーブ・強ポジムーブして相手に優位勝ちすべきなのに、それもしないでお散歩して悠長に相手に打ち負けてるし、ダウンとられるのを何度も繰り返しててイライラした。おまけになんとか自分が一人ダウンをとっても砂を持ったまま動かない、案の定相手に悠長に蘇生されてそのままジリ貧。ピンを刺しても無反応。
この二人が2ptかどうか断言はできない。正直二人して終始砂持ちで動きがアレな時点で2pt臭いが、正直それはどうでもいい。こんな露骨な懲罰マッチング染みた対戦カードを組まされた挙げ句、連勝が阻まれたことが一番腹立たしい。
はっきり言うと、極論別に負けるのはいいのである。だが負けるにしても実力がほぼ均等な相手同士と戦って接戦の末負けるとか、相手の連携や戦略が上を行って負けるのならば反省こそすれど文句などない。だが初めから戦力差が著しい上、味方から悪意を感じるレベルで足を引っ張られて負けるのは本当にしょうもない、くだらない。
上の試合で言えば相手チームは強かったと思う。連携も詰め方も。だから負けることは我慢できる。だがそれに対してこちらの戦力差が酷すぎる。明らかに実力も足りてない二人な上に協力する気もないのを組ませてくる。それで負けさせられるのはふざけている。それで連勝が阻まれたのはくだらない。
前シーズンでも9連勝した次の試合はバカ凸単独行動人数フリ特攻からのピン連打即抜け野郎と組まされた。ピン連打してくるとか味方殴るとかの人間性は事前に分からないから、この際どうでもいい。せめて2チームの実力をなるべく均等にしてマッチングして欲しい。最初からこっちを負けさせるような対戦カードは本当にいい加減にして欲しい。ガチガチのスキルベースマッチングとまでは言わないが、連勝していくとこんな懲罰マッチング染みた試合を組まされて連勝が阻まれるのは、馬鹿らしいことこの上ない。
コレクションイベント&パッチ(2021/9/15~):戦績バグ再び
恒例のコレクションイベント。そして今シーズン開幕はなかったので見直してたのだが、今回のアプデと同時にまた恒例の鯖落ちからマッチに接続できないorマッチ中突然落ちてホーム画面等に戻されるバグ、そして再び戦績バグが発生するという事態に(もう呆れてため息もでない)。今回はランパートのスーパーレジェンドが登場。
実はミラージュのスパレジェ(2020年6月)以来、毎回スパレジェを購入していたのだが、正直今回はスキン等も余り好みではないし、現状モチベがダダ下がりしてるので見送る予定。パスのエモートとかを余ってるクラフトメタルで買ってそれで終わり。
最近は原神とか他ソシャゲ・据え置きゲームをプレイしていることが多いとはいえ、全くモチベが湧かないからお金を費やす気にもなれないし、今回はポイント報酬だけとってバッジのチャレンジもできたらくらいの気持ち。それくらいやる気がない……。
さてそんな話は置いておいて、パッチノート。
まず注目すべきは、ランパートのミニガン(ウルト)が大幅に修正されたこと。ワンマガジン限定とはいえ、ランパート本人がミニガンを持って移動して撃てるようになるのは高評価。これ以上ない修正。シーラを抱える場合と、設置する場合とで再設置が可能化等の仕様が異なるのが、注意が必要そうだが。設置型故の高火力であったミニガンをワンマガジンとは言え手に持って歩けるという点でランパートの大幅強化に見えそうだが。
次にオクタンのジャンプパットの飛距離低下と回復量低下。レヴオク編成が流行ってからこの方、レヴナントばかりがナーフされてたのが、ようやくオクタンがお縄に。賛否両論なレヴオクだったが、問題の3割くらいは、レヴナントばかりナーフされて、オクタンはほぼノータッチだったことにあったと思ってるので、この修正も異議なし。
この他、ブラハのパッシブで敵の痕跡をピン刺しするとチームメイトに秒数も共有できるようになったとか、ヘムロックが少し強化されたとか、赤アーマーから金アーマーに交換しやすくなったとか、色々とかゆいところに手が届く良アプデも満載。
ただし気になる所も。言うまでもなく、Lスター。シーズン10開幕からあれこれ言われていたが、冷却時間・オーバーヒートまでの弾数・オーバーヒート後再び撃てるようになるまでの時間、ついでにアリーナでの初期費用上昇(500→600)といろいろ弱体化食らった。これでまたフラットライン一択だ
正直Lスターは強すぎたし、弱体化やむなし。火力自体はいじられていないので、まだまだ強いと評価される可能性は少なくない。だがその一方で、なら最初からここまで強化するなよ、暴れるの分かってなかったのかよ?みたいなことも思う。強化→強くなりすぎて皆使う→弱体化の流れはもう何度目だろう……。
そして、マッチに接続できないorマッチ中ホーム画面等に戻されるバグに加えて、再び発生した戦績バグ。正直、本気で呆れている。前回の対応の時も呆れたが、また同じようなバグを発生させている事態には、怒りとかを通り越してしょうもないなとしか感じない。
私は今の所前者は経験していない(ただし何の前触れもなく突然落ちていくチームメイトを何人か見た)が、後者はまた食らった。前者の問題の凶悪なところは、ランクマッチで被害にあうと、放棄ペナルティが課せられる点。ダイヤ帯なら-48ptが倍の-96ptになるし、一定時間プレイ不可能のペナルティもくる。正直ランクマッチの前提が壊れているのに、被害に遭う人は損をし合わない人は得をするまま続行というのは正気の沙汰と思えない。
後者について。私自身の環境ならびに情報収集をした限りだと、カジュアルアリーナでは戦績関連は普通に保存されているものの、バトロワでは前回同様のバグが起きて戦績が保存されない模様(ただイベントのポイントやバッジ取得のためのチャレンジはカウントされている人とそうでない人がいるよう)。1位にならない限り戦績が保存されないが、逆に1位をとれば連勝カウントも増えていく。
だが何よりの問題は、戦績関連がバトロワとランクアリーナで混ざっているor逆になっていると思われること。
具体的には、ランクアリーナでの戦績がバトロワに保存されたり、逆にバトロワの戦績がランクアリーナの戦績扱いになったり*2、挙句の果てにはランクアリーナでいわゆるハンマーバッジ(2000~4000ダメージ)が取得できるようになっているという。
前回のときもそうだったが、こんなバグが発生したなら直ちにゲームを閉じるなりしてバグを一刻でも早く治すようにして欲しいというのが本音。それが無理だとしても、この事態で得をする人がいれば、損をした人(鯖落ちでの放棄ペナルティやバッジをバグで取得できない人含む)もいる。前者からバッジを取り上げるとかはできない、それは分かる。だが後者に全く何も対応しないというのは感情面で納得が行かない……。
運営による修正予定公表と戦績バグの現状について(2021/9/20追記)
アリーナしかまともに遊べないのでヤケになってパスファインダーで通算100勝達成してきました。
ちなみにバトロワではパスだと合計5勝もしてません(小声)。
上でも触れたサーバーと戦績バグ等についての運営のコメント等がまとめられた9月18日付けの記事がある(20日閲覧)。
上記記事によれば、現時点の運営の対応としてはランクシーズンのスプリット1を1週間延長(代わりにスプリット2は短縮)し、バグ等については22日付のパッチで修正予定(これはアメリカ時間なので日本時間だと23日)とのこと。なお18~19日もサーバー等のアップデートが行われたそうだが、(色々周りの反応を見ても、同種のものが多かったが)あまり変わってないのでは……と感じた。
個人的に8月段階での戦績バグと異なり、今回は比較的早く問題の認識とそれに対する対応方針を示したことは、まず評価すべきと思う(だがこれはそもそも当たり前でもあるが)。補填について現段階ではランクシーズンの期間延長のみというのは、無難ではあるものの不満は消えそうにないという印象。そもそも日本時間23日付のアプデで戦績バグが直る保証もない。前回直したはずなのに今回また起きているのだし、1週間で本当に治せるのかという疑問も抱く。
バグが治るのを待つのも一つの案であったが、その保証もない。イベントを無理にやるかどうかも考えものだったが、個人的な予定や他ゲームとの兼ね合いもあったことから、今回のイベントは戦績バグを承知の上で連休中に一気に終わらせることとした。(おかげでTales of ARISEが途中だ)
というわけでイベントのチャレンジを全てクリアした。今回バトロワ1万ダメ、アリーナ2万5000ダメ、バトロワで100ノックダウン。アリーナ2万5000ダメは「おいおい」と思ったが、まだ軽めなチャレンジで良かった。シーズン8とか9はバカみたいな要求もあったし。おかげでパスでアリーナ100勝を採るモチベになりました(皮肉)。
上に述べた通り、今回は戦績バグを承知の上でバトロワもプレイした。正直23日付けパッチで戦績バグ等が本当に治るのか分からなかったので。今回のイベント前の戦績については以前からほぼ変わっていない。
上がイベントチャレンジを全て終えた段階のバトロワの戦績。ひと目見ておかしいと分かるのが、右下の赤線部分。誰が見てもおかしいと思う最高連勝記録が10だけでなく、キルデス比も壊れていることが分かる。
あとは前回75戦/9勝だったのが、87戦/19勝に。どう見ても戦績がおかしい。少なくとも前回の分だけでも20~30戦、今回のイベントのチャレンジ分最低40~50戦は加算されてないとおかしいことになる。というか、前回から今回のまでの間に12戦/10勝増えているが、ここから差し引きした2マッチ分はどこから来たのか。前回の75戦+2戦後に、戦績バグを食らったのか……私の記憶にないだけで8月の戦績バグが直ったあとに実はバトロワをプレイしていたからのか……。もうこういう部分から数字が信用できなくなる。
度々萎えた萎えたと言っているが、こんな形ばかり上った勝率や連勝数・キルデス比は何も嬉しくないのだ。この件ではしばしば連勝バッジ等の価値がなくなったと言われることがある。
言うまでもなくバッジはあくまで上振れというか、「私は調子が良ければこれくらいの実力ありますよ」なものでしかない。しかしそれをモチベにしていた人は少なくないのも確か。私だって、戦績バグ等がなければ最高連勝は3。5連勝などサービス終わるまでやっててもとれるかどうか。だから破竹(キャラで2連勝)とか連勝バッジの価値と凄さは分かっていたつもり。
だが今後は連勝バッジを見ても「この人の本当の実力なのか戦績バグなのか」という疑いが心の片隅に出てくるし、自分だって戦績バグでとった5連勝バッジなんかつける気にもならない。
おまけにこのおかしな戦績が今シーズンだけのものならともかく、総合戦績にも影響が出ている。現に、総合戦績の方も連勝数は10とおかしな数字になっている。
そしてある意味この事態の副産物と言うべきか。バトロワで1位をとったときだけ戦績がつくというのは、逆説的に負けるときのつまらなさを直視させられた気分。
立ち回りが噛み合う人、マナーのいい人、優しい人に出会えると嬉しい。そんな人と一緒に戦えるともっと楽しい。本当にそれは楽しい。VCとかじゃなくてもピンや暗黙の了解で意思疎通がとれている感覚は脳内麻薬が出る。逆にそうならないときばかりなのが、普段のこのゲーム。
だが楽しいときと楽しくないとき、その両方がたとえ数字上のこととはいえまとめて記録されるからこそ、ある意味価値がある。負の方向ではあるものの、「自分の実力は良くも悪くも味方次第」であることを直視させられることは、意味もあった。
しかし、楽しくないとき(またはいい人たちとプレイできたけど惜しくもダメだったとき)は記録されないが、上手くいったときだけ記録されるというのは、ここまで来ると茶番である。人によっては快を得るのかもしれないが、自分は普段のゲームプレイとは何なのだろうと思ってしまった。
なるべく人にやさしく、マナーよく――初心者やあまり上手ではない人とも、少なくとも最初はフラットに信頼関係の構築をして勝つために頑張る……という行為が虚しく思えてきた(もちろんそうは言っても、「強くてマナーのいい人」「最初から協力的な人」「最低限のマナーや意思疎通はできる人」を求めてしまうのだが)。
もとより見返りを求めるべきではないにしても、それにしたってギブは過剰でテイクは過小。それでも「負けた」ときの戦績すらつかないのは良くない。チートやグリッチ、代行とは比較できないが「自分の実力とは釣り合わない形で現れる戦績」なんて虚しいだけ。
いよいよもって、自分はこのゲームに対して疲れてきた、倦んできたという段階に入ったのかもしれない。
少なくとも今シーズンは最後までやる。だが、シーズン10での戦績バグという誰も予想していなかったであろう方向からの事態。近いうちまたこの手の事態が起こらないとも限らない。シーズン11はやるのだろうか。やるかもしれない。けどバトルパスは買うか? そんなことを考え始めてしまうということは、すでにモチベが失われつつあるということでもある。
Apex クロニクルイベント開始(2021/9/30~)
私の環境で確認したのは9月30日時点だが、どうやら日本時間9月23日のパッチで戦績バグは修正された模様。まずは何より。失った戦績は返ってこないけど。とはいえ、二度あることは三度あるとも限らない。今後このようなバグが起こらないようにしてほしいもの。しつこいくらい繰り返すが、戦績バグ等が起こった時点でカジュアル等でのバッジ取得を一切停止・修正が終わるまでランクマッチも閉じてそれに応じて期間を延長、くらいの手段を講じるべきだったと思う。
まぁそれ以外にも以前から続く、音バグ・足音バグ、レジェンド選択画面スキップバグ、人数かけバグ、ラグ・サーバートラブル、CEエラー等々は相変わらずなのだが。
APEXの運営が文句言われる理由の一つに、ユーザーの神経を逆なでする行為をしがちというのがある。これだけ多くのユーザーが遊ぶゲームを維持・管理するのは大変だが、それでも文句を言うユーザーが後を立たないのは、端的に運営の態度が悪いせい、というのも否めない。
本邦のソシャゲの詫び石文化が一概に良いとは思えないが。それにしてもAPEXの場合ユーザーの受ける不利益に対する補填がほぼなく、逆にユーザー側に利益が生じる系のバグは(それこそ数時間レベルで)即修正が入る。運営側はしばしば「私達も頑張ってるんです、その苦労をわからないユーザーのほうが悪いんです」的な態度をとったり、ユーザーのキャラクターに関する修正要望を「お前らはデータを知らないからそんな勝手なことを言えるんだ」とにべもなく突き放すことが多い。
こういうのは第三者もしくはユーザー側が冷静な場で(後で振り返って)言うのならともかく、運営側が言ったら余計火種を蒔くようなものである*3。
そして新イベントの「APEX クロニクル」イベント。シーズン5~9にあったクエストストーリーに代わるもののようだ。
感触としては、シーズン7時にホライゾン限定で体験できたイベントに近い。当時と比べてガイダンスやプレイヤー毎の行動保存などがしっかりなされていて、遊びやすさが改善されていると感じた。シナリオ面でブラハにフォーカスが当てられているのもそ嬉しいが、何よりは手軽に遊べる上、報酬もそれなりというのが良い。シーズン10に入って始めてモチベがプラス方面に働いた。
今後もこのくらい手軽に楽しめるストーリー関係イベントが来るのは大歓迎。
とはいえ、問題もある。まずトリオにしろデュオにしろ他にメンバーがいる時点で、一人だけチャレンジというのは良くない(一定数他のメンバーがいるのに単独行動し始める人も出てくる)ことから、ソロ出撃でこのチャレンジを行う人が多くなる。にも拘わらず、ソロ出撃だと出撃に時間がかかるし、ソロ出撃できないパターンも以前から報告されている仕様のまま、このイベントの仕様にしたのは問題だろう。トリオやデュオ出撃だと人数欠けバグ起こすのに、ソロ出撃しようとすると中々できないのはおかしくない?
通常のバトロワでチャレンジをこなすのではなく、クエストタブからのチャレンジで専用のマップに出撃するといった対策が考えられるのにそれを採用しなかったのはどうかと思う。
ハロウィンイベント開始(2021/10/13~)
毎年恒例のハロウィンイベント。
今回は週替りでのチャレンジ方式(要はフラッシュイベント)と最終週のシャドウロワイヤル、アリーナ新マップの3つが目玉。
イベントの新スキン等は特殊なパックを買うかクラフトメタルで手に入れる方式(どうせならAPEXコインでも買えるようにしてほしかったが)。
やることは普段と変わらなくても、やはり大規模なイベントが来ると嬉しいしモチベもあがる。
ところでイベントのチャレンジでアリーナ行ったら、ラウンド1の購入フェーズから味方を10数回もぶん殴るくせに一切活躍はしないという何がしたいのか、何が面白くてゲームやってるのかわからない人と出会いました。通報したいですが、PS4ではできません。悲しいです。弱いとか動きがヘンでイラつくのはまぁゲーム理解度が上っていくとそうなりがちなので、分かるんだけど、だからとって殴ったり煽りはしないし、ましてやラウンド1の購入フェーズでそれする意味ある?
いっそのことイベントのバッジチャンレジは、バトロワ・アリーナで区切らず、アリーナ・バトロワを累計20回プレイくらいの簡単なレベルで十分だと思うのだが……。
そして、最近音バグが酷い。
以前からBGMが爆音再生されるパターンと、足音含めあらゆる音が聞こえなくなる・極端に小さくなる等、音バグ関連が報告されていた。ここ1~2週間ばかり、私の環境でも発生しだした。私の場合、音が突然無音に近くなる・遠くなる、かすれる、尋常じゃなくノイズが走ることが時折生じる。原因は不明。こんな感じの被害を受ける人が大勢いるのだから、運営に対するフラストレーションは貯まる一方なのだろうなぁ……。
シーズン11の情報公開(2021/10/20~)
シーズン11にはアッシュが新レジェンドとして登場することが明らかに。
とうとうタイタンフォールのキャラが操作できるように。ストーリー面でも大いに期待が持てそう。カジュアルで単独降下からのダウン即抜けキメるアッシュ見たら腹よじれそう。
詳細な情報は、これまでのように小出しにされていくだろうから、また折に触れていくこととして、それでもアッシュの追加に気持ちが上向くのも確か。
それと現在、バナーに装備するアニメーションがクラッシュの原因になっているバグについて、公式Twitterだけでなくゲーム内でもアナウンスがなされている。
画像の通り、バナーのアニメーションがクラッシュの原因になっていること、修正には時間がかかること、そのためアニメーションを装備しないようにして欲しいことをユーザーに呼びかけている。
これは本当にいい方式。ユーザーに対して現状の説明と対応方針、そしてユーザーへのお願いを、公式サイトやTwitter等だけでなく、しっかりとゲーム内でも通知している。
戦績バグ等において、Twitter等のSNSでの言及はされても肝心のゲーム内でのアナウンスがなく、開発側がRedditといった大手掲示板でユーザーと”交流”するのみだったことから比べると、今回の対応はとてもいい。今後もこういった形でのアナウンスをできれば、継続して欲しい。
シャドウロワイヤル開始(2021/10/27~)
ハロウィンイベント恒例のシャドウロワイヤル。なんだかんだ、このイベントは楽しい。戦績には一切残らないけど、勝てると嬉しい(本気で勝とうとするならそもそも影にならないのが一番なのがネックだが…)
とはいえせっかくのイベントなのに、チャレンジには一切シャドウロワイヤルが関係ないのが残念。
イベントポイントもそうだが、チャレンジがアリーナ関連なのがすごく残念。これまでみたくシャドウロワイヤル関連のチャレンジが欲しかった。アリーナほんと面倒で嫌なので……。
それはともかくシーズン11(エスケープ)の情報も公開されていて、すごく期待感があがってきている。新しいSMGのCARがヘビーとライト両方を扱えると聞いて、興味が湧く(バグりそうだけど)。
今シーズンは前半が戦績バグ等で大幅に萎えて一時期は本当にモチベがヤバいくらいだったのだが、なんだかんだ次シーズンもやるか……くらいにはやる気が戻ってきた。最後の1週間で次シーズンのバトルパスや修正内容・パッチについても情報が来るだろう。この記事の更新がされるかはそれ次第と言ったところだが、はてさて。
(以下、10/30追記)
リンク先にあるようにシーズン11のパッチノートが公開された。ワットソンの大幅な修正と武器関連の修正の2つが注目される。
個人的にワットソンをまた使いたくなるような修正だと思う(実はバトロワ勝利数50超えてるのバンガロールとワットソンだけなので……)。ヒットボックスこそ多少大きくなったものの、フェンス関連の強化&使い勝手の大幅な向上、何よりパイロンが壊れなくなったというのは嬉しい。パイロンも強化と弱化両方あるが、全体的に使い勝手がよくなるタイプの修正だと思う。嬉しい(二度目)。
一方、武器はバランスという意味でやや物議を醸しそう? まずG7をケアパケ化するよりマスティフ・Eva-8・ピースキーパーのどれかをケアパケ入りさせるべきだったと思う。よしんばG7でいいともしても、ケアパケ武器として強めのトリプルテイクより外れ感がありそうなのが…。そして、通常武器化したトリプルテイクはまた猛威をふるうだろうなぁ…と。ロングボウのダメージが以前と同様55になったのもトリプルテイクに追い風と予想。
そしてLスター。弱体化は仕方ない。だが、それならなんで強化したのだろう(定期)。バランスやメタを考慮する以上、特定の武器にバフ・みんな使う・弱化の流れは避けがたいのかもしれないが、Lスターがかつてのヘムロックのように強化前より弱くなる産廃化の流れを辿らないことを祈る。Eva-8の弱体化はまぁ当然だろう。そして最近一向にタッチされないR-301とフラットライン、R-99・ボルト辺りはどうなることやら。
あとアリーナでR-99・プラウラー・Re-45・ヘムロックの価格が下がるようなので、最近フラットライン以外の練習がてらこれらも使うような身としては大変嬉しい。モザン値上がりでP2020値下がりは……これも当然か。
(以上追記終わり)
まとめもかねて
今シーズンは当初のシアが何だかんだ修正によって落ち着いたし、強すぎる傾向のLスターもとりあえず修正で様子を見るという判断がされているし、新武器のランページは強いけど万能ではないという絶妙な立ち位置(なにせ新武器にも拘らず、一切修正がされなかった!)で、ゲームバランス自体はそこまで悪くなかった印象。しかしそれら一切合切が尋常じゃないバグ(修正されたものもそうでないものも含む)で帳消しになるようなシーズンだった。
とりあえず、二度と戦績バグのような致命的なバグ、そしてユーザーのモチベーションをなくすような対応は勘弁して欲しい。今シーズンについてはこれに尽きる。
来シーズンは、多分今回のような記事は書かないと思う。今回のはあくまで試験的にやったまでだし、元々需要なんてないだろうから。しつこいようだが一番は、今回のようにリアルタイムでバグや問題やらを一々記事に反映させる羽目が起こらないことなのだから。
*1:過去のシーズンについて。
bitter-snowfall.hatenablog.com
bitter-snowfall.hatenablog.com
*2:当方はランクアリーナをプレイしていないからなのか、バトロワの戦績もランクアリーナの戦績も両方カウントされず、カジュアルのアリーナとイベントポイント・バッジチャレンジのみがカウントされている
*3:かくいう私も、運営側がスマーフ・サブ垢問題に関して、表向きだけでもNoと言わず、むしろ開発者側のストリーマーのサブ垢でのランクマッチ配信を観に行ったり、プロゲーマーのサブ垢によるキャリー行為を容認してる時点で、大いに萎えた。たとえ言った所で効果があるのかは怪しいにせよ、せめてスマーフ・サブ垢は表向きはダメだと言わなくてはダメなのに((友達とランクが合わないとか初心者の友達に教えるとかの都合でサブ垢を使うのは分かる。だがそれで倒される側の初心からすれば「知ったことではない」。ましてやただの一般人がやるならともかく、プロやストリーマーがやるのは悪影響の方が大きいだろう。楽しいのは本人とそれを観てる”ファン”だけ。そんなのを容認する公式はどうかしている。「プレマス経験者だけどしばらくランクマッチをやってないからブロンズからスタート」の場合では、文句を言われることは(おそらく)ないのだから。